誰に相談をすれば良いか
誰かに退職の相談をしたいけど誰に相談すれば良いかわからないといった看護師も多いでしょう。そこでここでは、相談相手として最良なのは誰なのかと、相談するときに意識すべきポイントをあわせて紹介していきます。
相談相手に最良な人
まず、誰に退職の相談をすれば良いのかを知りましょう。今の職場に不満を持ち、早く新しい環境に移りたいと考えているのであれば相談相手をちゃんと選ぶ必要があります。思いつく中で一番相談しやすい人は、もしかしたら職場の同僚かもしれません。信頼できる人であれば問題ありませんが、実は職場の同僚に相談することで後々面倒なことになってしまう場合があります。同僚からしてみれば、同じ職場の人間が一人減ることになるので、その分仕事は忙しくなります。そこでマイナスの感情が生まれて、相談したにもかかわらず攻撃的な態度や言葉で対応されてしまう可能性があります。最悪、「気に入らないやつ」というイメージが付いて、相談した次の日からいじめの対象になってしまう可能性もあります。このような理由から、同僚に話すことはおすすめできません。
では誰が良いのかというと、同僚ではないことを前提としたうえで、「退職した経験のある人」がおすすめです。退職した経験がある看護師なら、その経験に基づいたリアルなアドバイスをもらうことができるからです。例えば、看護学生時代の知人の中にすでに退職を経験している看護師が一人くらいいるはずです。あるいは、以前一緒に働いていて、現在は転職して別の職場で働いている人でも良いでしょう。今一度周りを見渡して、退職経験のある看護師を探してみてください。
相談時のポイント
では、相談相手をみつけて実際に相談する際に意識するべきポイントはなんなのかを知っていきましょう。退職の相談をするときに必ず意識しておくべきことが、現在何に悩んでいるのか、何を相談したいのかをはっきりさせておくことです。例えば、漠然と「退職を考えているんです」「転職するか迷っているんですがどうしたら良いでしょう」とだけ相談されたところで、相手はどう返して良いか困ってしまいます。
そのため、退職の相談をするときは具体的な悩みと相談したいことを自分の中で明確にしておくことがポイントとなります。辞める理由をどう伝えれば良いのか、辞める際に必要な手続きは何か、辞める時期はいつが良いのかなど、具体的に悩んでいる部分を伝えることができれば、相手としてもそれに応じた的確なアドバイスを伝えることができるでしょう。
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